MYOKYOJI

2008年5月アーカイブ

2008年5月の言葉と法話

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・流れる水はくさらないが、たまり水はくさってゆく。いつも新しい流れを、いのちの中に引きこもう。
・毎日が自分探しの旅(自己発見の旅)であれば、きっと充実した旅になるでしょう。

法話
 この世は無常です。方丈記に「行く川の流れは絶えずしてもとの水にあらず」とあるように、毎日移り変わっています。眼には見えませんが、川の水の流れの ように一瞬一瞬変化しています。流れる水は活き活きして決して腐りませんが、たまった水は、時間がたつと腐ってゆきます。私たちの人生も同じです。毎日の 生活の中で新しい発見をいのちの中に引きこまなければ虚しい日々を送ることになるのです。日々の暮らしが単調で、味気ない退屈な日々を送ることになるので す。  毎日の生活は同じことの繰り返しですが、その中で気づきや新しい発見があれば、いのちが充実します。いのちが輝きます。  あるおばあさんは毎朝おつとめする「正信偈」を、「毎日同じおつとめをしても味が違う、毎日新しい発見、気づきがある」と話していました。私たちも日々 の暮らしが、自分探しの旅、自己発見の旅であれば、どんなにか素晴らしい人生の旅になることでしょう。
 そのためには、常に謙虚になり頭を柔らかくしていなければなりません。読書・景色・映画・テレビ・仕事・会話の中で気づかされることは多いいです。毎日 日記をつけ、今日の一日を振り返ることもいいでしょう。また聴聞をお勧めします。謙虚に仏さまの話を聞くことは、今まで見えなかったこと、気づかなかった ことを気づき、見さしてくださいます。「仏道を習うとは、自己を習うなり」といわれるように、仏さまが、私の錆びついた感性や知性を磨き、凝り固まった頭 や感情を破ってくださいます。流れる水はくさりません、活き活きと流れています。しかしたまってくると、いつの間にか汚れくさってきます。私たちはいつも いのちの水が、いきいきと流れるようにつとめなければならないのです。

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