MYOKYOJI

2009年8月アーカイブ

8月の言葉と法話

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「死ぬんじゃないよ 生まれるんだよ」

「安心して帰る処があるから 遊べるのです」

「生きている人は死んだら終わり 生かされている人は永遠のいのちの世界に生まれる」

  法話

 念仏者は、死ぬのではありません。お浄土に生まれるのです。往生とは往き生まれることです。浄土真宗のある教誨師は、死刑囚の刑の執行前に「死ぬんじゃないよ 生まれるんだよ」と、話されてたそうです。念仏に遇った方は、安心して階段を上っていったそうです。  安心して帰る家があるから、子供たちも遅くまで遊べるのです。人生も同じです。いのちの行方がはっきりしなければ、安心はありません。「おくりびと」の原作者の青木新門氏は『この世を安心して生きるには、後の世も安心であることが絶対条件です」と述べられていました。  私たちのいのちは、生かされているいのちです。これがいのちの事実です。しかし生かされていることに気づかず、自分の力で生きていると思っています。私たちのいのちは縁起するいのちであり、おかげさまのいのちであり、永遠のいのちの働きによって生かされて生きているのです。生きている人は死んだら終わりですが、生かされている人は、いま生かされている永遠のいのちの世界に、無量寿の世界(浄土)に生まれていくのです。

 

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