MYOKYOJI

1月の言葉と法話

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永遠のいのちと光、無量の慈悲と智慧、これ以上にめでたき言葉なし。すなわち南無阿弥陀仏なり。今年もお念仏をささえとして、生きていきましょう。

 法話

新しい年になりました。明けまして南無阿弥陀仏です。親鸞聖人が「火宅無常の世界は、よろずのこと、みなもってそらごとたわごと、まことあることなきに、ただ念仏のみぞまことにておはします」と述べられているように、この無常の世界で、いつでもどこでも変わらずに働いているのは、ただ念仏しかありません。人間の方から求めていくものは、必ず自我・分別が入りますし、状況次第でいつ変わるかわかりません。この身はどこまでも煩悩具足の凡夫です。どんなに修行を積んでも無くなりません。ただ真実の世界・ありのまま(如)の世界から来て、無限のいのちと光、無量の慈悲と智慧で私たちを救おうと南無阿弥陀仏とよびかけ働いてくださっている阿弥陀如来にまかすしかないのです。ただ念仏です。また念仏よりめでたき言葉はないのです。念仏を生きる支え・土台・よりどころとして生きていくのです。今年もお念仏を支えとして生きていきましょう。

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