MYOKYOJI

2月の言葉と法話

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いつでも どこでも どんな時でも 私が私であってよかったと いえるあなたになれと 喚んで下さるかたがある

法話

この言葉を今年の年賀状でもいただいたのですが、この言葉は40歳という若さでがんで亡くなったお母さんが、まだ幼い子供たちに書き残されたメッセージです。お母さんは子供たちに「この世に生まれてよかったといえる自分になってください。それは私が私であってよかったといえる私になることだと思います。」と書き残されています。阿弥陀様はいつもお念仏となって「私が私であってよかったといえるあなたになれ」とよび続けてくださっています。そのよび声を聞いてくださいと願われているのです。私たちは周りの目を気にして、よく自分を見失っています。うぬぼれたり・見下したり・背伸びしたり・飾ったり・見栄を張ったり・卑下したりして生きています。阿弥陀さまはいつも「そのままのあなたでいいんだよ」と私を認めてくださっています。よび声が私に届くと、はっと自分が取り戻せます。安心感が生まれます。現実は全く変わっていないのに、私が私であってよかったと喜び、生きる自信が生まれてくるのです。

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