人はごまかせても、仏さまはごまかせない。人はだませても、仏さまはだませない。
お念仏を称えるとは、喜びの告白であり、感謝の言葉であり、真実が見つかりましたという叫びです。
法話
いつもマンマンちゃんは見てはります。けっしてごまかせません、だませません。現代は、人が見てなかったら、人に気づかれなかったら、「これくらいはいいやろう」と、してはいけないことを誘惑や煩悩に負けてすることが多いです。偽装事件や詐欺事件も多いです。防犯カメラも数多く設置されています。誰が見てなくても、仏さまはいつでもどこでも見ています。生活の中で仏さまの眼を持ちましょう。
お念仏を称えるとは、仏さまのよび声の応えることです。こだますることです。死ぬまで煩悩の無くならない私たちの本性を見抜いて、必ず私たちを救おうとはたらき続けていられます。煩悩を持ったまま、そのままの私を救うため、阿弥陀さまみずから名前の仏さま、声の仏さまになられ、私たちの口から出るように仕上げてくださっているのです。私たちの口から出るお念仏は、「サンキュウ・ブッダ」という喜びの告白であるのです。