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旅の情報

チベット仏教の源流を訪ねてTIBET The roof of the world

1998年8月19日〜8月30日 10日間

img  星合氏と共に仏陀の跡を慕う旅を始め、インド、モンゴル、ブータン、に続き、今回は世界の屋根と呼ばれ、秘境中の秘境といわれるチベットを訪ねることにしました。カラコルム、ヒマラヤ、崑崙の大山脈に囲まれた荒々しい大地、平均海抜4000メートル。その中チベットの人々は厳しい自然と共有し仏を敬い、魂の転生を信じ、悠々とした生活を送ってきた。 チベットといえばチベットの象徴といわれるポタラ宮殿。代々のダライラマが住み、政を司ってきた処である。しかし、1959年のラサ動乱以来、ポタラの主は不在のままである。今は観光地として見物客で賑わっていた。ラサもシガツェもギャンツェも町は建設ラッシュであり、漢字の看板が目立ち淋しいことではあるがチベットは今後ますます中国化していくだろう。 セラ寺は私たちの先達が命懸けでチベットに入りセラ寺を訪ね仏教を研究した寺である。それに比べ私たちは観光気分でゆったり、のんびりとチベットを訪ねている。先達のご苦労を偲び全員で読経す。
 今回の旅はギャンツェ観光からラサへ帰る途中、海抜5000メートルのカロ・ラ峠の氷河や神秘的なヤムドック湖を見る予定でしたが通行不可能のため行けなかったことはとても残念でした。今回見られなかったことは、またチベットに来なさいというこであろうか?チベットの青い空、雄大な山並、数多くの仏たちがそう呼んでいるような気がする。 その時はまた同行をお願い致します。

合掌
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