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心に響く言葉

凡 夫

  • 凡夫とは
  • 凡夫の救い
  • 凡夫というは 無明煩悩 我らが身にみちみちて 欲もおほく 瞋り腹だち そねみねたむ心多く ひまなくして 臨終の 一念にいたるまで とどまらず きえずたえず (一多証文)
  • 人のわろき事は 能く能くみゆるなり わが身のわろき事は おぼつかざるものなり (御一代記聞書)
  • 我必ずしも聖にあらず 彼必ずしも愚にあらず 共に凡夫のみ (17条憲法)
  • わが身は罪悪深重 煩悩具足の凡夫 これのみがたったひとつの 人間における真実である (曽我深重)
  • 仏さまの目から見たら 人間は皆 罪悪深重の凡夫である
  • 私自身が 悪人である存在と ふふりかえる眼を 失ったところに 今日の人間の 底しれない不幸がある (高史明)
  • 賢くなることばかり 教える世の中に 自らの愚かさを 気付かせる教えこそ 人間の道である
  • 私は時に ケモノの心おこることあり そのときも 人間の顔してくらしている(榎本栄一)
  • 世の中を 頭下げて通りたいと 願いながら 私の心の舵は またしたも鎌首をもたげる (榎本栄一) 
  • 縁にふれて 凡夫の地金がでる あたりまえでなく はずかしい
  • 掃けば散り 払えばまたも 散り積もる 人の心も 庭の落ち葉も (道歌)
  • 弱きもの人間 偽り多きもの人間 欲ぶかきもの人間 そして人間のわたし (相田みつを)
  • ウソをいわない 人のかげ口をいわない 人にこびない みんな私に できぬことばかり (相田みつを)
  • この自我 我執 オレと一生 つきあう相手 (相田みつを)
  • 他人の嘘を 怒りながら 自分は平気で 嘘をつく
  • またしても 私わたしと いう私 八十路を越ゆる 齢となりても (岩田アサオ)
  • 良いことを しようと思えば すぐ出来る 悪いことを やめようと思えば やめられる これを思いあがりという
  • 正直になろうと すればするほど 正直でない 自分が見えてくる
  • みな人の 心の底の 奥の院 開帳すれば 本尊は鬼
  • 飛んで火に入る 欲の虫
  • 争いはどんな争いでも 自分は善人であり 相手が悪人である
  • 私たちは 他人が罪を犯せば 裁判官となり 私が罪を犯せば 弁護士に変身する
  • 私は すぐに善人面して 善人顔していることを 見失っている
  • 凡夫だから というのは 自己弁護である
  • 他の人の欠点が よく見えること自体 自らの欠点である
  • 恥ずかしいと 思うことが 少なくなってゆく それが私には 恥ずかしい
  • 自分の煩悩は 照らすものがなかったら 見えません
  • 煩悩深くして 底なし
  • いらだちし おのが心を おさへがたく なむあみだ仏 なむあみだ仏 (中村久子)
  • わかっちゃいるけど やめられない
  • 子あれば楽しく 財あれば安心だと 人は言う だが子ゆえに 人は悩み 財ゆえに 人は迷う
  • 私が煩悩具足の凡夫と 気づいていないから そのままの自分が 受け入れられないのです
  • わが機ながめりゃ あいそもつきる わが身ながらも いやになる ああはずかしや なむあみだぶつ (森ひな)
  • 大人になっても 自分が凡夫であることが わからなかったら その人は一生不幸な人や (芦名信行)
  • わが身が凡夫であると 気づかねば すぐに他人を裁き 見下ろしている
  • 凡夫は 阿弥陀如来の 正客なり
  • 珍しいことだ 凡夫が仏に なることは (源左)
  • もえさかる この煩悩を いかにせむ ただみの仏の みてのまにまに (中村久子)
  • 愚かなる 身こそなかなか うれしけれ 弥陀の誓いに あうと思えば (良寛)
  • 仏法がわかる ということは 自分がわかる ということ (原随園)
  • 往生ほどの一大事 凡夫の計らうことにあらず ひとすじに如来に まかせたてまつるべし (覚如上人)
  • 阿弥陀さまは 善悪を超えて 救ってくださるから 悪人が悪人のまま 救われる
  • 私の内にある 汚いものがなくなって 清らかになって 救われるのではない そのままの救いです
  • 無明煩悩の闇が あればこそ 光があると わかるのです
  • お念仏の 第一の功徳は 自分の煩悩が 見えてくることです
  • 念仏申せば 自分が見える 自分が見えたら 煩悩が見える
  • 「本当の私」 わたくしは 念仏の中でだけ 本当のわたくしに遇う (川上清吉)
  • タスカッテミレバ タスカルコトモイラナカッタ ワタシハコノママデヨカッタ (竹部勝之進)
  • ハダカハ ハダカガ ヨロコベル ハダカニナラネバ ハダカガヨロコベナイ (竹部勝之進)
  • このどうしようもない 凡夫の私を そのまま救ってくださる 阿弥陀さまに ご恩報謝せずに おれません(お同行の言葉)
  • そのままでええがな (相田みつを)
  • 鏡の前に立てば 姿がうつる 仏さまの前に立てば 心がうつる
  • 自分を知ること いよいよ深くして 如来を知ること いよいよ探し
  • 如来との めぐり遇いにおいて 私は「私」を知った
  • 悪人(凡夫)としての 目覚めは どんな人間の上にも 実現する 如来のはたらきである
  • 煩悩あればこそ 照らされて あゆまして もろうとります
  • 凡夫が聖者になって 救われるのではない 凡夫が凡夫のまま 救われるのです

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