
本 願
- 本願とは
- 他力とは
- 本願を信じ 念仏申さば 仏になる (歎異抄)
- 本願力にあひぬれば むなしくすぐるひとぞなき 功徳の宝海みちみちて 煩悩の濁水へだてなし(高僧和讃)
- お釈迦さまが この世に生まれられた 目的は 阿弥陀如来の本願を 説くためでした
- 阿弥陀如来の本願とは 苦悩の有情を 必ず救うという 誓いです
- 本願とは 凡夫を凡夫のまま 仏にするという 阿弥陀仏の願いです
- 弥陀の五劫思惟の願を よくよく案ずれば ひとえに親鸞一人が ためなりけり (歎異抄)
- 本願とは 阿弥陀仏の 衆生救済の 根本意欲である (普賢大圓)
- 本願とは 衆生あるかぎり その歩みを止めない (宮城顕)
- 川に沿って岸がある 私に沿って本願がある いつまでも 埒のあかない 私に沿って本願がある (東井義雄)
- 如来の本願とは 私たち一人ひとりに 働きかけ しかも時代や国々をこえ 全人類を救う という願いです
- 他力本願とは 他人の力を あてにするのではなく 阿弥陀如来の はたらき(力)を あてにすることです
- 他力本願とは 欲望中心の人間を 転換させる 大きなエネルギーです (中西智海)
- 私たちは 何を頼りとして 生きるべきか 如来の本願を 頼りとして生きよう
- 他力本願とは 人間そのものの誤りに 深いめざめを うながすもの
- 弥陀の本願には 老少善悪の ひとをえらばれず ただ信心を 要とすとしるべし (歎異抄)
- 心は妄念 消えざれど 身は本願の中にある (小桜秀謙)
- 如来の本願は 「人間よ本当の 人間になってください」 という願いです (竹下哲)
- 本願とは 人間の正体をつきとめ 本音をいいあて 人間そのものの 問題を明らかにして 人間のめざめを よびおこすもの (中西智海)
- 如来の本願は 十劫の昔から 私の目を醒ませ 目を醒ませと よびかけて くださっている (大峯顕)
- わが身を見つめて 静かに聴聞すると 本願のいわれが 聞こえてくる (曽我量深)
- 不可思議の 弥陀のちかいの なかりせば なにをこの世の 思い出にせん (良寛)
- いま私たちは 如来の願いに つつまれています
- 苦しんでいる人を 助けたいという 願いが本願であり 具体的に手を 差しのべているのが 念仏です
- 真実そのものが 真実に背いて生きている 私たちに真実へ かえしめようと する願い それが本願です
- 自力の執着を離れて 本願をたのんで 生きよう
- 私の願いを 祈るのではなく 如来の願いを 聞いていこう
- 他力本願とは 自力ではどうしても 救われない私を 如来さまが救って くださることです
- 他力本願とは 自力のハカライを捨て 如来のハカライに まかすことです
- 十方衆生が 人間に生まれて 本当によかったと 気づくために 本願があるのです
- 本願というのは 私たちの本当の願いです それを私たちがわからないから 如来が「お前の本当の 願いはこれや」と 教えてくださっているのです (米沢英雄)
- 他力というは 如来の本願力なり (教行信証)
- 他力とは 如来の 御はからいなり (御消息)
- 他力とは 他の力ではなく 他を利する力です
- 他力とは 如来の真実に 従って生きること
- 他力とは 本当の生き方に めざめてほしいという 如来の はたらき(力)です
- 自力の正しさから 解き放つ働きを 他力という
- 自力とは無自覚であり 他力とは自覚です
- この世に 自力はなし わが心こそ 自力なり (才市)
- すべての自力は 他力に ささえられてあった
- 自力は頭が上がり 他力は頭が下がる
- 自力というは わが身をたのみ わがこころをたのむ わが力をはげみ わがさまざまの善根を たのむひとなり (一念多念証文)
- 自力作善のひとは ひとへに他力をたのむ こころかけたるあひだ 弥陀の本願にあらず (歎異抄)
- 自力のこころを ひるがえして 他力を たのみたてまつれば 真実報土の往生を とぐるなり (歎異抄)
- わがはからわざるを 自然と もうすなり これすなわち 他力にてまします (歎異抄)
- 他力を たのみたてまつる悪人 もっとも 往生の正因なり (歎異抄)
- 拝む手 称うる口 信ずる心 みな他力なり (梅原真隆)
- 自力とは 仏ニタノムことであり 他力とは 仏ヲタノムことです
- 他力とは いつも阿弥陀さまと 一緒ということです
- わがはからおうとしても 何ひとつ自分の力では はからうことを ようしないまま はからえないままに 生かされている私 (中村久子)
- 他力とは 自分がした 精一杯のことを 自分の功績とは思わず おかげさまと 喜べる人です
- 他力の生活とは 阿弥陀さまを 中心として 生きることです
- 自力で救われない私が 阿弥陀さまの働きで 救われることを 他力という
- 自力で 生きてきたとしか 思えない人は 不幸です
- 自力はげみて まことは聞かで 現世いのりに 身をやつす (お軽)
- 他力とは 目に見えない 自分以外の 何か大きな力が 自分の生き方を 支えている ということです (五木寛之)
- 私が絵を画いている というよりも 対象が私に 描かせているんです (東山魁夷)
- もったいなし もったいなし 生かされて生きる 南無阿弥陀仏
- おかげさまと 言える人生に 孤独はない