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お寺の歴史

飛鳥時代

鳳凰石 寺伝によると、明教寺は推古八年(六〇〇)に創建され、もとは鳳凰寺といいました。推古天皇がこの地に、白衣の老婦が鳳凰に乗って舞い降りたという夢を見たことに由来します。老婦は天皇にこう言ったのです。「支那津川の周辺は高鷲の井がきよらかな特別な地域なのでそこに寺をつくれば、世の中はこの上なく安穏になり住みやすくなるでしょう。私は高鷲の地主で、これからつくられる寺を守る者です」。翌日、推古天皇からその夢を聞かれた聖徳太子は、これは吉兆の夢であるとして、鳳凰寺をつくられたのです。『日本書紀』に、百済より聖徳太子に駱駝・羊・白雉を献上したことが記してあるが、その白雉の屍を鳳凰寺金堂の拝石の下に埋葬したので、この石は鳳凰石と名付けられました。

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  • 聖徳太子伝三十巻
  • 瓦
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  • 親鸞聖人の御木像(明教寺蔵)
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